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保育内容に対して

2015年11月16日
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昨日、一昨日と、保育園建設予定地の近くにある、原山会館にて第1志望者面接を実施しました。雨やマラソンなどご不便おかけしましたが、ご来場者の皆様本当にありがとうごじざいました。

 

色々な保護者の方とお話しさせていただきましたが、子どもに対する熱い気持ちをまじまじとうけることができ、気持ち新たにする二日間になりました。

 

良くあるご質問の中に、幼稚園的な?というお話しがあります。これは私事ですが、実は私たちの家族も保育園をさがしています。自分の保育園にいれたいのですが、それはだめといわれていまして。うちの子どもは0歳9ヶ月ですが、のびのびとした環境で育って欲しいと考えております。保育園探しの基準として、入れることはもちろんですが、目的をもって思いっきり遊べる環境はないか?に重点を置いて探しております。そんななかで、ある保育園では小学校の入学に向けて座って、落ち着いて取り組む環境作りをするため、そのような時間を作っていますという保育園がいくつかありました。とても熱心な姿勢に頭が下がる思いであるのと同時に、どうして?と言う疑問がわきます。良く聞くと、小学校から要求されているというのです。

これはまずい!と思いました。ふらっと保育園では、上記のような時間を意図的に作ることはまったく考えていません。乳幼児期に必要なことは、おもいっきり遊ぶこと。それは、意図的ではなく、子どもの願いにそったものでなければならないはずです。

私たちの保育園はこう考えます。幼小連携に本当に必要なことは、そういった保育園で子どものトレーニングをさせることが大事なのではなく、保育園の先生と小学校の先生が手を取り合って連携するために手を尽くすことだと思います。極論、保育士が小学校に行って授業のサポートもありじゃないかな?とも思っています。(やれるかどうかはべつにして)

もしかすると、ふらっと保育園の卒園生は、1年生にはいると、落ち着きがない!とおこられるかもしれません。その時は、ごめんなさいと言います。でも、その瞬間ではなく、高学年以降の姿を見て下さい。ふらっとの子どもはのびがいいね!といわれるようにしたいと思っています。

最後に、制服について。どうして、制服?というご質問を受けます。これは、やみくもにではなく、意味があります。一つは、安全面。地域の目からも分かるようにして、みんなでささえてもらいという想いです。そしてもう一つは、帰属意識。ふらっとのという気持ちをもつことで、共に高まって欲しいと思っています。子どもの伸びる仕掛けの一つとして、制服が活躍すると期待しています。

長くなりました。お話しすればするほど、わくわくすることがおおくあります。みなさまからのたくさんの質問、そしてレクチャーを楽しみにしています。

 

木村