「ふらっとの保育」って何だろう?
2016年06月13日園が始まり2ヶ月が過ぎました。足早に過ぎる2ヶ月間でしたが、なんとか形になってきたかな?と思えるようになりました。
先日、園内研修を行い、「ふらっとの保育」について職員みんなで考えました。小グループを作り、多くの話をした結果、まとまったことは、「ふらっとの保育って何だろう?」ということでした。
「ふらっとの保育」?例えば、子どもに指示を与えるのか、自由なのか?それは場面毎か、それとも決めてしまうことか??などなど。今のふらっと保育園の保育は、それぞれの保育士が積んできた経験や体験を軸にして、それぞれの保育を実践しながら毎日を過ごしています。正にこれが今の「ふらっとの保育」です。ばらばらに見えたり、統一感が見えないなど、色々なお話しも頂いています。まずはこれでよし!と思っています。(これからもよし!ではありません)
これからの課題は、いかに子どもが主体的で、能動的に生活ができるか、職員一人一人があれこれ考える素地をどうもてるかということです。余談ですが、現在保育所保育指針の改定に向けた作業が行われており、この中でも、子どもの主体性や探究心、きょうどう性が議論の対象としてあげられています。私たちの保育園も、子どもはもちろんのこと、大人も「きょうどう」することで、「ふらっとの保育」を有機的に展開できればと考えています。「ふらっとの保育」とは、ここに集まる全ての人々で変化する保育です。
さて、今月からのテーマは「保育参加」と「職員のパワーアップ!」です。保護者の皆様には、「保育参加」をお願いし、保育園のことを一緒に考えて欲しいと願っています。また、「職員のパワーアップ」については、自分たち以外の人たちにも積極的に保育についてお話しをもらおうと考えています。先日は、ベネッセ教育研究所の顧問である、磯部頼子先生にご来園いただき、ご指導いただきました。また、今月から松伏町にあり、歴史と保育内容が充実したこども園である、「認定こども園こどもの森」に各職員が保育実習に行ってきます。一つ一つの積み重ねを通じて、「ふらっとの保育」の充実を図っていこうと思っております。
まだまだ、始まったばかりで課題がたくさんあります、一方でわくわくする毎日が続いています。皆さんの声をこれからもたくさんよろしくお願いします。
園長